「無駄な時間を減らすための時間を割く」というのが男2人暮らしを行うチバとサトーとの共通の考えだ。そのために炊飯器を使用しない生活を選択したりしている。
上の記事で書いた通り、現在の生活スタイルが炊飯器のメリットを存分に享受できないことから「炊飯器を置かない」という選択をしている俺たち2人だが、
今回は日焼けをしようと思いおこなった「安価な市民プールでの日焼け」という行動が【時間単価】を上げるという考えから大きく逸脱した無駄なものだったと反省し、
皆さまにも【時間単価】について考えるヒントになればと思い記事にしたいと思う。
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目次(クリックで移動)
【時間単価】の考え方
・自分の時間単価を知る
時間単価とは1時間でお金に換えられる能力のことを言う。簡単に言えば、自分の時給のことだ。当たり前のように聞こえるだろうが、お金持ちは時間単価が高く、貧乏人は時間単価が低い。
しかしこの当たり前の事実に気づいていない人、気づこうとしない人は多い。
時間単価を求める方法は下記の通り
毎月の収入(手取り)÷労働時間(勤務時間+通勤時間+残業時間)
例えば、
手取り:20万円
勤務日数:20日
勤務時間:10時間(勤務時間:8時間、残業:1時間、通勤時間:1時間)の人がいるとしたら、
時間単価(時給)は20万円÷200時間(160時間+20時間+20時間)=1,000円となる。
つまり、
収入を増やすor労働時間を減らすことが自分の【時間単価】を上げることになる。
・転職で収入を増やすor労働時間を減らす
若手社員が同じ会社で収入を上げることは困難だ。年功序列の崩壊は叫ばれる昨今だが、日本社会の実態はまだ根強く残っており、20代→30代の給与の上がり幅が97万円なのに対して、40代→50代の上がり幅は115万となっている。
参考:平均年収ランキング 最新版【年齢別】|転職ならdoda(デューダ)
さらにコロナ禍で今後の先行きは不透明。20代の方々は早々に転職し、時間単価を上げる努力をすることをおススメしたい。
そして転職の軸を時間単価で捉えると、その転職は成功かどうか答えが得られる。
俺も転職経験済みだが、労働環境は大幅に改善された。そこで自分の健康に目を向ける余裕が生まれダイエットを開始したし、サトーと2人暮らしをするに至りブログまで開設している。
無理に同じ会社で搾取され続けるなら、収入アップor労働時間を減らすことによる時間単価を上げることが重要となるだろう。
・チバの労働環境の変化から時間単価を考える
俺の前職は限りなく黒に近いグレー企業だった。
東証一部上場企業、それに恥じない福利厚生ではあったが、労働環境(特に残業時間)がひどく、持ち帰り仕事(平日夜間や休日対応)が常態化せれていた。
そのため正確な残業時間は不明だが、今回は簡素化のため1日2時間(現職は残業無)として、通勤時間はどちらも1時間とする。
- 収入:240,000円
- 労働日数:20日
- 労働時間:11時間
- 勤務時間:8時間
- 通勤時間:1時間
- 残業時間:2時間
- 時間単価:1,090円
- 収入:200,000円
- 労働日数:20日
- 労働時間:9時間
- 勤務時間:8時間
- 通勤時間:1時間
- 残業時間:0時間
- 時間単価:1,111円
このように前職と現職を比較すると、手取りは4万円下がったとしても労働時間の改善により時間単価は増加する結果となった。
さらに労働時間が減ったということは、24時間の中で使える時間が増えたということであり、このブログで収益を得ることになればさらに時間単価は上がるということになる。
今後すぐに昇給が見込めない場合は早々に転職をして労働時間の削減を行い、給与以外の収入源を増やす努力をすることが何よりも肝心だろう。
市民プールで日焼けはなぜダメなのか
・時間の無駄遣い
日焼けサロンでは、場所にもよるが1回30分ほどで全身日焼けが可能だ。また金額は2,000円~4,000円ほどでできる。
さらに天候に左右される心配もなく、焼きムラもない。
今回サトーと行った市民プールは1日500円とかなり安価だが、天候が不安定で3時間ほどいたが、全くと言って良いほど焼けなかった。
結局、500円と3時間を使っても、「日焼け」という結果を得ることもできなかった。
・ブログが収益化されれば時間単価は上がる
現在、1記事にかかる時間は約3時間だ。(調査・執筆・編集含む)
収益はまだ上がっていないが、もし上がるようになれば時間単価は上がる。(額によっては下がる可能性もあるが・・・)
しかしブログにはサラリーマンの昇給額をはるか超える可能性もある。それが1日3時間でできるならば決して割に合わないことはない。
- 収入:300,000円
- 労働日数:20日
- 労働時間:12時間
- 勤務時間:8時間
- ブログ:3時間
- 通勤時間:1時間
- 残業時間:0時間
- 勤務時間:8時間
- 時間単価:1,250円
現職の1,111円より139円時間単価を上げることになる。
さらに記事を書くスピードが上がれば労働時間は減り、時間単価は上がるし、結果として本業のスキルアップにもつながる。
話は少し逸れたが、つまりチバ・サトーは今回の日焼けでの失敗は、時間単価を上げる必要がある中で、その貴重な時間を浪費してしまったのだ。
金額は上がっても時間単価を考えれば、日焼けサロンでさっさと済ませる選択がベターだったのだ。
そしてこれはブログ執筆だけの話でなく、読書・資格勉強など自己投資にも当てはまることのため何人も意識されたい。
日常生活から時間単価を考える
ここでは日常生活でやりがちな時間単価を下げる行動をまとめたい。
- 激安品を求めて1時間かかる隣町のスーパーまで買い物
- お金がもったいないからタクシーに乗らない
- 残業(時給換算したら青ざめるかも)
- 通勤時間に2時間かけている
- 精度の悪いガジェット(スマホ・PC)を使用している
などなどパッと思いつくだけでもかなりの事項がでてきたが、皆さまは時間単価を下げる行動をしていないだろうか?
そして注意されたいのは、空いた時間は、ブログなどの「副業」、資格などの「勉強」、収入を増やす「投資」などに有効活用しなければ意味がないということだ。
他人を真似て時間単価を上げる
・その人の経験に勝るものは存在しない
例えば、スポーツ好きならば贔屓チームの勝利や選手の活躍に胸を躍らせ、時には涙を流すほど感動を受けることもあるだろう。
しかし、本当の感動はその本人しか分からないのも事実だ。
WBC(ワールドベースボールクラシック)2009年韓国戦での決勝タイムリーを打ったイチローの感動
2002年日韓W杯ベルギー戦、つま先でゴールを決めた鈴木隆行の感動
我々の脳裏に焼き付いている感動のシーンも本人しか本当の感動は分からない。
時間単価を上げることも、スキルも経験もない人が0から作り上げるのは不可能ではないだろうがかなり難しいだろう。しかしその他人の経験を高い純度で享受できる方法がある。それは読書に他ならない。
・時間単価を上げる最適な本
俺がブログ開設にあたって最も影響を受けた人物がこの著者の両学長なのだが、高校時代から起業を行い、事業・投資などで経済的自由を達成しており、現在はyoutube・ブログなどで人々のマネーリテラシー向上を目的とした投稿を行っている素晴らしい人なのだ。
経済的自由を達成するに必要な要素を、
- 貯める
- 稼ぐ
- 増やす
- 守る
- 使う
この5個に設定し、各領域でどのように考えればよいかを説いてくれている。
その5大要素をまとめたものが、この1冊に詰まっており
「経済的自由を達成したいが何をしたら良いかわからない」と悩む人の道しるべとなる本なのだ。
本の内容はすべてを網羅するために掘り下げ不足な面も否めないが、そこはYoutubeの動画で補えば全く問題ないし、何よりそのきっかけをくれる本なのだから、「正直買いです」以外の何物でもない1冊だ。